声優学校に入学

 

これは私の夢への何歩めかな?

 

体験入学に行く が一歩めだから、二歩め!

夢への第二歩を進めた。やっとだよ。

 

 

きっと、成人したから親の承認を必要としなくなった、というのもあるのかも。

 

 

学費は、自分のお金で、一括で支払った。

バイト代、貯めておいてよかった。自分に感謝。

 

 

声優学校に通い始めて、

自分でも声に関する本を読み漁った。

 

すごく楽しかった。

一番生き生きしてる。自分でわかる。

 

 

大学に行くのとは違う、やりたいことをやっている感覚。入学してよかったって思った。

 

でも、大学だって無駄にしない。

選択肢を多く持つというのは私のモットーだから、教職だってまじめに履修するし、落とすなんてことはありえない。

 

 

 

ただ、レッスンを重ねていくと疑問がどんどんわいてきた。

 

あれ?これ、レッスン?

趣味なんじゃない?力ついてないんじゃない?

先生だって力をつけさせようとしてないんじゃない?これで声優になれるの?

 

 

半年のコースもあと4回

10月からどうするか、考えなくてはいけない時期。

 

「このまま続ければ、安くできるよ。」というこの言葉と、

仲良くなったみんなを思い出すと、

このままでいいか(このままこの学校で続けるか)と思った瞬間が何度もあった。

 

 

 

声優を追いかけるのも、やめようかとも思ってしまう時もあった。

 

インターンシップに何社か参加したとき

私の力は営業職で発揮できることを実感した。

声優だけじゃないよねって思わせてた自分もいた。営業いいじゃんって。

 

 

ただ、『僕が夢を捨てて大人になるまで』という歌の、

 

「綺麗事だけでは生きていけない。

そんなことはとっくに、とっくに知ってる。

周りの大人がそうであるように、自分も世界を知らなくちゃ。

大人になるからって捨てた夢は、いつかまた拾えますか?

無くしたくないものたくさん詰まってる。だからまだ渡せませんごめんなさい。

 

(中略)

 

諦めろも、諦めるなも

どっちも間違ってて、どっちも正しい。

周りの大人がそうであるように、きっと自分ももう選べない。

 

そんな人生で満足かと聞かれたら答えるよ。

「それじゃ嫌です。」

僕には夢があります。僕には夢があります。

どうかどうか、僕から奪わないで。」

 

って歌詞が痛いほど刺さった。

 

 

 

私のやりたいことは?

なにがしたいの?どんな大人になりたいの?

 

 

 

大人になるためには、声優は捨てたほうがいいの?

 

 

 

ううん。私は自分で掴む。追いかける。

 

 

 

それが私の出した答えだ。

 

 

 

だったらなおさらだめだ。このままじゃだめだ。

この学校では力がつかない。

 

 

また学校探しを始めた。

体験入学にも行ってみようと思う。

 

 

大切な決断だからこそ、安直な思いで決めたりはしない。しっかりと、判断する。見極める。

 

 

 

次回:声を仕事に